国籍から見る、世界のサッカーの見方

見方

サッカーの有名国といえば、南米のブラジルやアルゼンチンが日本人にとっては身近でしょう。Jリーグの助っ人外国人も南米からというパターンが多いからです。日本代表監督を任せたこともありました。しかし、見方を世界に向けてみると、今まで数える程度しか耳にしたことが無いかもしれない国の出身選手が、トップリーグの主力級の選手として活躍している例が多くあります。

特に、身体能力が高いアフリカ系の選手にその傾向が強く、例えばベナン共和国やコンゴ民主共和国などは、どの辺りの国かと問われるととっさには出てこないのではないでしょうか。また、サッカーの強豪国オランダ出身者だとしても、オランダ領キュラソー出身という場合もあります。

これらは世界中から隠れた才能をいち早く発掘し育成するというサッカークラブの目論見のもと、情報社会の発達も相まって、スカウトがあらゆる国に未来の即戦力を探しに行っているという状況から起こっている現象です。