世界のサッカーはユニフォームサプライヤーの戦いも

ユニフォーム

世界のサッカーのもうとつの戦いに、ユニフォームサプライヤーの熾烈なライバル争いがあります。

1970年代に入り、スポーツ用品メーカーのアディダスが、ワールドカップ出場チームに対して、シューズやユニフォームの提供に加えて、世界初の資金提供も含めたスポンサードを開始したのを皮切りに、そのメーカーのユニフォームを身に付けた選手が活躍することで、それを見たファンが同じメーカーの製品を購入すると言う、現在ではごく当たり前となっている宣伝効果を狙ったタイアップによるビジネスモデルの原型となり、当時のスポーツ用品メーカーとして、売り上げ世界一となりました。

さらに数年後、ライバルのプーマやナイキなども、同じような手法で進出し、現在に至る強力なライバル関係が続いています。

今や、世界的な大会で好成績を残すチームや選手に、いかにして自社製品を身に付けてもらうのかが、売り上げ成績にも直結しており、サッカー界において、もうひとつの熱い戦いが展開されています。